小原木中ニュース　２０１３

　平成２５年度卒業式が厳粛な雰囲気の中，挙行されました。高野校長から１５名一人一人に卒業証書が手渡されました。校長の式辞で，「大丈夫の文字の中に３つの人があるように，家族，友達，先生の３人を含め，たくさんの人たちがみなさんを応援してくれます。」と励ましの言葉がありました。それに対して卒業生代表の千葉さんが一緒に卒業していくクラスメイト一人一人に「思いでのメッセージ」を伝え，みんなと過ごした貴重な時間を大切に，新たな道に進んでいきます。と答辞を述べました。

　２年生１２名が小原木小学校で「ソーラン指導」を行いました。５月に行われる小中合同運動会で伝統のソーラン節を披露するための練習会です。毎年恒例の行事となっており，中学生は緊張しながらの指導，小学生は一生懸命に覚えようと一生懸命の活動でした。最後には小学生だけで踊れるようになりました。

　気仙沼市立大谷中学校の山内ちはる先生を講師にお招きし，海抜表示板の作成を行いました。細かい作業もあり，グループで協力しながらの作業で約５０枚を作成しました。作成した表示板は生徒一人一人が，学区内に設置する予定です。今後も表示板を増やし，東日本大震災の風化防止と地域の防災能力の高揚に努めていきたいと思います。

　文化庁　次代を担う子どもの文化芸術体験事業の一環として，日本落語芸術協会(会長　桂歌丸氏)から落語家さんら５名をお招きし，巡回公演が行われました。当日は本校生徒６名が噺家とお囃子として出演し，会場から大きな拍手をいただきました。また三笑亭夢花さんらによる落語や大神楽を鑑賞し日本の伝統芸能を仮設住宅入居の方とともに，肌で感じることができました。

　３学年の家庭科の授業の一環として，保育園訪問を行いました。事前に紙芝居の準備やハンドベル演奏の練習をして当日を迎えました。園児たちのかわいい笑顔に３年生の１５人も笑顔いっぱいになりました。ありがとうございました。

　１年生の総合的な学習の時間の一環として，唐桑地域デイサービスセンターに訪問しました。本校伝統のソーラン舞踊を利用者の方々に披露したり，利用者の方々とお話をしたりして，交流を深めました。また，デイサービスセンターの仕事の説明を受け，職業に対する理解を深めることもできました。

　１１月１４，１５日の両日市内事業所において，２年生生徒１２名が職場体験学習を行いました。２日間の学習を通して，働くことの喜びを感じ将来に目標を新たにしたようです。ご協力いただいた事業所の皆さん，お忙しい中ご協力いただき感謝いたします。ありがとうございました。

　本校で取り組んでいる，「海抜表示プロジェクト」の一環で，表示板のメンテナンスを地域の方と一緒に実施しました。「海抜表示プロジェクト」は地域の防災対応能力の向上や東日本大震災の風化防止をねらいとして取り組んでいますが，今後も継続して取り組んでいきたいと考えています。

　「気仙沼市大川水系さけます増殖協会」主催の「秋さけ料理教室」が行われました。教室では唐桑町内の「丸功魚屋」の店主の方の指導のもと，鮭のさばき方の実演やはらこ飯の作り方を指導していただきました。そのほかに鮭のムニエル，鮭つみれのお吸い物も調理し，みんなでおいしくいただきました。

　世界各国から集まったＪＩＣＡ教員研修団の皆さんが来校しました。研修では，本校で取り組んでいる防災教育の一つ「海抜表示プロジェクト」について，プレゼンテーションを行いました。その後は，本校伝統の「ソーラン」の太鼓と舞で歓迎し，一緒にソーランを踊ったり，会話を楽しんだりして交流を深めました。

　文化庁「次代を担う子どもの文化芸術体験事業〜巡回公演事業〜」として落語芸術協会から３名の方が来校し，「落語」ワークショップを開催していただきました。来校したのは三笑亭夢花さん，柳亭小痴楽さんそしてお囃子の松本優子さんです。出囃子のたたき方や小噺の話し方を教えていただき，落語を身近に感じるひと時でした。１１月２１日には本公演があります。落語芸術協会の方の落語や太神楽に加え，本校生徒３名も小噺で出演します。

　来賓，保護者，地域の方々の大勢の来場をいただき，文化祭が盛大に開催されました。今年度のテーマは「ＳＭＩＬＥ〜咲かせよう　輝かせよう　届けよう〜」です。全校生徒が一丸となり，みんなに笑顔を届けようと準備に取り組みました。当日もこれまでで一番の笑顔で発表し，皆さんに笑顔を届けられたのではないかと思います。

　第7回市立小中学校音楽祭が行われました。全校生徒36名が「小原木ソーラン・霧立ソーラン」を披露し，会場からは大きな拍手をいただきました。本校で20年以上にわたって先輩から伝わる伝統の踊りです。これから，文化祭や地域のお祭りでも披露する予定です。

　３年生の進路学習の一環として，本校の卒業生千葉由希子さん（平成18年度卒・現筑波大学国際総合学類　４年）を講師に「先輩に学ぶ会」が行われました。千葉先輩の進路選択や高校入試に向けた取組，高校生活についてご自身の体験談をお聞きしました。講話を聞いて自分の進路選択や受験勉強の参考になったようです。

５月に植えたゴーヤは順調に成長し，２階まで伸びました。今日は成長した様子を観察するためにエスペックの土田さん，ゴーヤ先生に加え，今回は「チビゴーヤ」も来校し，みんなで緑のカーテンの確認と記念写真を撮りました。今年も暑い夏でしたが緑のカーテンのおかげで，心地よく生活することができました。ありがとうございました。また，板橋区立高島第五小学校の菊本るり子先生からは，５月に小原木中学校を訪問した時の様子を掲載した「教育音楽」をいただきました。ありがとうございました。

中仙中学校の３年生５６名が小原木中学校を訪問し，全校生徒と交流を深めました。お互いの学校紹介の後，小原木中からはソーランを，中仙中からはドンパン節をアレンジした「ロックドンパン」を披露しあいました。一緒にロックドンパンを踊ったり，生徒同士で会話を楽しみました。短い時間でしたが，有意義な時間を過ごすことができました。　

リアスアーク美術館　学芸係長　山内宏泰氏をお迎えし，「津波と（ともに）生きる」と題して，東日本大震災の実態や三陸地方を襲った過去の津波災害史を知り，今後津波とどう向き合えばよいのかをお話していただきました。「海と生きる」気仙沼市に生きるものとしてどのように津波のことを考え，今後震災の教訓を風化させず，後世に伝えることの大切さに気付くことができました。これからは９月１９日に美術館の震災関連の常設展を参観し，防災についてさらに理解を深めたいと思います。　

歯科校医である佐藤歯科医院の歯科衛生士さんをお迎えし，ブラッシング講座を開催しました。歯の染め出しの後，丁寧にブラッシングしてみんなきれいな歯になりました。学習したことをこれからも継続していきたいと思います。衛生士の皆さんありがとうございました。　

ＰＴＡとの共催で「親子ｅ−ネット安心講座」を開催しました。総務省東北総合通信局の高橋さんを講師に迎え，携帯電話やインターネットの使い方について親子で学習しました。ルールを守って，トラブルに巻き込まれないように使っていきたいという感想が聞かれました。　

今年もニコン（株）様のご支援により，フォトプロジェクトを行います。今年は「Ｓｍｉｌｅ」をテーマに掲げ，生徒一人一人が写真を撮り，年度末にはフォトブックを完成させる予定です。当日は，講師の先生からカメラ操作の仕方を教わりました。これから学校生活の様々な場面でたくさんの「Ｓｍｉｌｅ」を撮っていきたいと思います。　

今年もゴーヤ先生が小原木にやってきました。今年も福知山市とエスペック（株）の支援による「みどりのカーテン植付」が行われました。今年もゴーヤとへちまを植えました。今年の植え付けには「牡蠣殻」を肥料として使ったプランターとそうでないものとで生育の比較をしていきます。昨年は天候の影響もありなかなかうまく育たないものもありましたが、今年はみんなでお世話をして大きく育てたいと思っています。また今年は、板橋区立高島第五小学校の菊本るり子先生も来校し、菊本先生が作った「ＭＩＤＯＲＩ」という歌を全校で合唱しました。地球環境のこと人間は自然といつもつながっていることを改めて気づかされる歌詞です。これからはゴーヤとへちまのお世話をしながら口ずさみたいと思います。　

恒例の小原木小学校・中学校合同運動会が開催されました。やませの影響で寒さの中での運動会でしたが、小中学生が一丸となり、小原木に元気を届けることができました。保護者や地域の方の種目もあり、小原木地区の方々が一緒になった運動会になりました。　

テレビ番組の取材で、タレントのＵ字工事さんが小原木中学校に来校しました。取材したのは高級食材「ふかひれ」を使った給食です。突然の来校にびっくりやらうれしいやら。「ごめんね　ごめんね」も登場し、楽しい給食のひと時でした。気仙沼がふかひれの名産になった歴史も勉強しました。　

２泊３日の日程で東京方面に修学旅行に行ってきました。国会議事堂の見学、都内自主研修、ディズニーランド、キッザニア東京、国立博物館などたくさん研修をした来ました。東京の人の多さに驚きながらも、充実した３日間でした。　

今年も学校農園の作業が始まりました。仮設住宅入居の方々約２０名にご協力をいただきました。今年も、ジャガイモやサトイモなどを栽培する予定です。収穫した作物の一部は、１０月の文化祭で販売する予定です。　

平成２５年度の入学式が４月８日（月）に挙行されました。今年度は９名の新入生を迎え，全校生徒３６名での出発です。入学式では高野校長が「挑戦することを忘れずに学校生活を送ってほしい」式辞を述べ、新入生を励ましました。ご来賓の皆様、祝電・祝詞をいただいた皆様ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。