小原木中ニュース 2012

世界の子どもをつなぐプロジェクト

世界の子どもをつなぐプロジェクト1 世界の子どもをつなぐプロジェクト2

ポルトガルから日本までユーラシア大陸20000キロを自転車で横断した加藤功甫さんと田澤儀高さんに来校していただき,講演会を開催しました。自転車で横断する途中では,各国の子どもたちが20pくらいの糸を結び,本校の生徒も糸結びに参加しました。2人の夢はすべての国と日本の47都道府県の子どもたちが糸で結ばれることだそうです。生徒たちは全員目を輝かせてお話を聞いていました。ありがとうございました。

  

感動の卒業式

卒業式1 卒業式2

平成24年度卒業式が挙行されました。9名の生徒がこの地より雄々しく羽ばたきました。「若き小原木ブランド」に幸多かれと祈っています。がんばれ原中生!

  

思い出いっぱい 3年生を送る会

三年生を送る会1 三年生を送る会2

生徒会企画の3年生を送る会が開催されました。ゲームや思い出ビデオの上映で盛り上がりました。卒業式前日のひと時を全校生徒で笑いあり涙ありで楽しく過ごしました。

  

2012 Nikon 中学生フォトブック 完成

フォトブックプロジェクト1 フォトブックプロジェクト2

株式会社ニコンさんの支援により,行ってきました「フォトプロジェクト」の「フォトブック」が完成しました。生徒一人一人が「環起」のテーマのもと自分の思いを込めた一枚一枚が一冊の本になりました。ご支援ありがとうございました。

  

2013 ESD サイエンスカフェ in KESENNUMA 2013.02.23

サイエンスカフェ1 サイエンスカフェ2

気仙沼SEA主催のサイエンス・カフェに本校から千葉さん(2年)と伊藤さん(1年)が参加しました。本校は,海抜表示プロジェクトについて発表しましたが,二人の発表は内容も発表の仕方もとても素晴らしく,参加したみなさんからも称賛されていました。発表後の休憩時間には,参加していた方々に話しかけられたり質問されたりして,活発に情報を交換していました。。

  

ひょうご子どもサミット防災国際ミーティング校内報告会 2012.12.07

防災1 防災2

神戸での防災国際ミーティングでは,生徒会長の千葉さん(2年)が主に発表してきましたが,校内での参加報告会は,伊藤さん(1年)が中心となって発表しました。本校で取り組んでいる海抜表示プロジェクトへの関心が非常に高く,多くの方々から称賛されたこと,地域とともにこれからも防災活動を継続していきたいと思ったこと,コミュニケーションツールとしての英語の必要性など参加して感じたことを,全校生徒の前でとても堂々とした態度で発表していました。

  

技術の木材加工出前授業 2012.12.05

木材加工1 木材加工2

宮城教育大学の 安孫子 先生 と学生さん2人をゲストティーチャーとしてお招きし,技術・家庭科の木材加工の授業を行ってもらいました。授業を受けた2年生は,電子レンジと治具を使って栓(せん)の木を曲げたり,糸のこ盤で切り込みを入れたりしながら,木製のフォークを楽しそうに作っていました。熱を加えることで木材を曲げることができることに驚きながら,完成した作品で是非食事をしてみたいと話していました。

 

健康について考える 2012.11.29

健康授業1 健康授業2

歯科校医の 佐藤 晶 先生 をゲストティーチャーとしてお招きし,「いろいろ食べて感じてみよう」という題材で1年生の学活の授業を行いました。生徒たちは,よくかんで食べることが全身の健康につながっていることを知り,その後の給食を味わって食べていました。また,五感を十分働かせながら食べたり歯磨きしたりすることで,食事の大切さ,口や歯の大切さ,健康の大切さ,さらには,それらを当たり前のように摂取できる環境や支えていただいてる家族などにも感謝することの大切さについても,学び考えを深めていました。

 

ひょうご子どもサミット国際防災ミーティング参加 2012.11.23〜24

兵庫子どもサミット1 兵庫子どもサミット2

気仙沼市の代表として本校の千葉さん(2年)と伊藤さん(1年)が,「第4回ひょうご子どもサミット国際防災ミーティング」に参加してきました。この国際防災ミーティングは,(特活)グローバルプロジェクト推進機構が主催,(公財)兵庫県国際交流協会共催で外務省や文科省,日本ユネスコ国内委員会などの後援で開催されたものです。本校の生徒は海抜表示プロジェクトを中心に,被災体験から得たことやその後の対応等について発表してきました。国内ばかりではなく海外の参加者からも海抜表示プロジェクトについての関心がとても高く,参加した二人もしっかり発表できたことで,一層自信を深め有意義な活動となったようです。

 

海抜表示プロジェクト1 2012.11.09

海抜表示P1 海抜表示P2 海抜表示P3 海抜表示P4

小原木地区青少年育成協議会と本校の共催,気仙沼市の後援で,海抜表示プロジェクト第1弾を実施しました。東日本大震災と巨大津波で当地方は甚大な被害を受けましたが,本プロジェクトは,被災から得た教訓を後世まで語り継ぎ,防災対応能力の向上,地域防災の意識高揚,地域復興の担い手となる意欲の向上などを図るため,地区の電柱に海抜標示を設置する活動です。今回は,学校周辺の舘地区を中心に,また,来春平成25年の3月11日前後には,大沢と只越の2地区を予定しています。将来的には市内でもアップダウンの多い唐桑地域全体に広げることができればと考えています。

図案は生徒から募集したものをもとにデザインした本校のオリジナルで,海抜が数字だけではなく,標示の色や山の違いなどで,小さい子どもが見ても直感的にわかるようにデザインしてあります。子供のときから遊んでいる地域の海抜を意識させながら生活することで,防災に対応する能力,意識,意欲を高めてほしいと願っています。生徒と一緒に活動していただきました青少年育成協議会の皆様,地域の皆様,ありがとうございました。

なお,本プロジェクトの実施に当たっては,多くのみなさまからもご支援をいただきました。ここでご紹介し御礼申し上げます。誠にありがうございました。
・関西学院大学職員の有志の皆様  製作機材及び材料費の提供
・東北電力株式会社様  社会貢献活動の一環として電柱への設置許可

 

文化祭 2012.10.28

文化祭1 文化祭2 文化祭3 文化祭4

保護者のみなさま,地域のみなさま,文化祭への多数のご来校ありがとうございました。今年度の文化祭は,生徒会テーマ「環起」のもと,恒例の弁論や暗唱,合奏や演劇などの他に,山梨県上野原市での全校合宿やフォトコンテスト,防災壁画プロジェクトなどご支援をいただいた事業についての発表もありました。また,霧立ソーラン・小原木ソーランの創作太鼓と舞は例年にもまして素晴らしく,熱いものがこみ上げてくるフィナーレとなりました。

生徒一人一人が本当に煌めく素晴らしい文化祭でした。生徒のみなさんお疲れ様でした。そして,感動をありがとうございました。

 

おどり・躍る・踊ろう! 2012.10.11

おどり1 おどり2

文化庁主催,日本舞踊協会公演の文化芸術体験事業である「次代を担う子どもの文化芸術体験事業 − 巡回公演事業 − <邦舞公演>」が本校の体育館において行われました。

子どもたちは,着物を着せてもらったり和室でのあいさつの作法を教えてもらったりして楽しんでいました。日本舞踊の体験では,みんなで「さくらさくら」を笑顔で踊り,日本人のこまやかな心や美しいしぐさなど和の心に触れることができました。人間が本物の操り人形のように踊る「操り三番叟」はとても素晴らしく,地域の方々も一流の日本舞踊に触れ,楽しいひととを過ごしていました。

 

フォトプロジェクト 写真教室2  2012.09.21

写真教室3 写真教室4

株式会社ニコンさん支援のフォトプロジェクト第2弾として,写真選び教室を開催しました。デジカメボランティア会から近藤さんと志佐さんを講師としてお迎えし,写真の選び方とタイトルの付け方について学習しました。生徒たちは,学習したことを生かして,よりよいフォトブックを制作したいと意欲的に活動していました。

 

放射線の出前授業  2012.09.20

放射線出前授業1 放射線出前授業2

日本原子力文化振興財団に出前授業をお願いし,財団科学文化部の岡元副部長さんと埼玉医科大学の飯塚医学博士を本校にお呼びして,5,6時間目の2コマを使って放射線の授業を行っていただきました。はじめ,放射線や放射能,放射性物質などの言葉の違いや簡単な性質などの講義をしていただきました。生徒は真剣に耳を傾けていました。その後,ウィルソンの霧箱を使ってランタンのマントルから飛び出してくる放射線の飛跡を観察,また,線量計「はかるくん」を使って身の回りの放射線量を計測しました。生徒は,熱心に講義を聴き,実験や観察に真剣に取り組んでいました。「とてもわかりやすく教えていただきました」,「放射線についてよくわかりました」などと感想を述べていました。また,本校の教職員も生徒と一緒に授業を聴いて,とてもよい研修の機会となりました。お二人の先生に感謝申し上げます。

 

上野原市合宿招待(ゆずりはら青少年自然の里)  2012.08.05 〜 08.08

上野原1 上野原2 上野原3 上野原4

8月5日(日)から8日(水)まで本校全員が 山梨県 上野原市 から招待を受け,ゆずりはら青少年自然の里で合宿,素晴らしい3泊4日間を過ごさせていただきました。

上野原市の江ロ市長さんや教育委員会の酒井教育長さんなどのお出迎えに少し緊張気味の生徒たちでありましたが,上野原中学校の生徒さんや太鼓グループ「翔鶴」さんなどと交流,また,沢遊びや富士山御中道トレッキングなど山梨の温かい人情や素晴らしい自然にいっぱい触れることができ大変感激していました。生徒たちは,「御招待をいただき大変ありがとうございました。感謝の気持ちを忘れず,学校や気仙沼の復興に一生懸命頑張りたいと思います」と話していました。今回ご支援をいただきました上野原市の皆様に深くお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

フォトプロジェクト 写真教室  2012.07.19

写真教室1 写真教室2

ニコンさんからデジタルカメラを38台支援していただきました。また,そのデジタルカメラを使って生徒たちが撮影した写真でフォトブックを制作するフォトプロジェクトに参加することにしました。今日は株式会社ニコンの社会貢献室の稲葉さんと鮫島さん,また,写真教室の講師としてデジカメボランティア会の井出会長さんが来校し,カメラの使い方や撮影の基本技能を指導していただきました。生徒たち35名は山梨県のゆずりはら青少年自然の里で行われる全校合宿を自分たちで撮影したいと,真剣に講義を聴いていました。フレームを3つに分割し,被写体の主役を1/3の位置に写しこむ写真撮影の定石なども熱心に聴き入っていました。

 

防犯教室  2012.07.18

防犯教室1 防犯教室2

小原木駐在所の佐藤所長さんを学校にお迎えし防犯教室を実施しました。佐藤所長さんからは,いじめについてや気仙沼市の青少年が関係する犯罪被害などについての話などを聴き,被害にあわないようにするための心構えについて学びました。後半は,いざというときに自分の身を守るための護身術について実技指導をしていただきました。また,佐藤所長さんから自転車に付ける反射板を生徒数分いただきました。ご支援ありがとうございます。

 

校庭に井戸と防災倉庫 屋上にソーラー発電  2012.07.13

井戸 ソーラー発電設備

ワールドビジョンさんから支援をいただき井戸と防災倉庫,ソーラー発電設備(パネルはソーラーフロンティアさんから支援)が完成しました。あの大震災被災時には,電源がなく,水道もすぐに断水,飲み水やトイレに流す水の確保がままならず,どの避難所も大変な思いをしてその日その日を全力で生きていたように思います。今回本校に支援していただいたこれらの設備は,学校だけでなく地域にとっても最高の贈り物であり,そのありがたい心も設備も地域の宝として末永く守り継いでいかなければならないと考えております。ご支援いただきまして誠にありがとうございました。

 

心のケアを考える 2012.07.10

心のケア1 心のケア2

本校では,子供たちの心のケアについて,これまでもスクールカウンセラーさんや臨床心理士さんなどから指導をいただきながら丁寧に取り組んできました。先の阪神淡路の大震災では,被災後の2年から4年ぐらいのときが,心のケアを必要とする症状のピークであったとの統計から,子供たちにそのような心の問題のメカニズムをしっかり知らせ,的確な対処法を学ばせておくことこそが大切と考えました。そこで,全校生徒を対象に「心のケアを考えその対処法についての授業」を行いました。朝の会で質問紙法による震災後の心の変化をみるアンケート,5校時目の前半に本校斎藤教諭よる心の変化について考える授業,後半にはスクールカウンセラー村上さんによるリラクゼーションの実技体験学習を行いました。生徒たちは,「もやもやしていた感じが,すっきりした」「心のメカニズムがわかり,とてもよかった。またこのような授業をしてほしい」などと感想を書いていました。

 

ゴーヤ先生とみどりのカーテン 2012.05.25

ゴーヤ1 ゴーヤ2

本校にゴーヤ先生がみどりのカーテンの育て方を教えにやってきました。この事業は,福知山市とエスペック株式会社が,本校を含め唐桑地区5校と仮設住宅に支援してくださったものです。ゴーヤなどのつる性の植物を窓際に植えてカーテン状に育て,夏場の日差しを遮ることや蒸散作用などで涼を得ることができるものです。このことからエアコンの使用量などが抑えられ地球温暖化防止にも役立ち,エネルギーや環境についても考える材料になるものです。こどもたちは,土と腐葉土を混ぜたり肥料を入れたりしながら植え付け作業を熱心に行っていました。みどりのカーテン上手く育つでしょうか? 楽しみですね!

 

仮設住宅のおじいさんおばあさんと畑作業 2012.05.17

畑作業1 畑作業2

本校校庭の仮設住宅にお住まいのおじいさんおばあさん方と一緒に畑作業を行いました。おじいさんおばあさんは孫のような子供たちとの畑作業を楽しみにしていた様で,30名ぐらいの方が参加してくださいました。おじいさん おばあさん 季候や体調がよいときは,生徒の作業時間でなくともかまいませんので,どうぞ畑で身体を動かしてください。そして収穫物はどうぞお持ち帰りください。その代わり生徒にいっぱい声をかけてくださいね。

 

全校で楽しくクリケット  2012.05.16

クリケット1 クリケット2

ドバイ在住のインド人実業家 Shyam Bhatia 氏 からクリケット用具の支援があり,その仲介をしていただいたスポーツスマートジャパンの松田さんと日本クリケット協会の宮地事務局長さん他2名の計4名が来校し,クリケットの出前授業を1時間行ってくださいました。

全校生徒に教員も一緒にワイワイいいながら,夢中でボールを打ったり拾ったり本当に楽しい時間を過ごすことができました。みんなニコニコの笑顔でリフレッシュできたようです。人的支援,物的支援ありがとうございました。

 

元気に小中合同運動会  2012.05.12

運動会 1 運動会 2 今年も恒例の小中合同運動会を旧校舎跡地のグランドで実施しました。風が強く,寒い中ではありましたが,保護者や地域の方々合わせて約200名ほどのみなさまに来場いただきました。小学生の可愛い演技,中学生の力強い演技に歓声が上がり,楽しい思い出の一日となりました。

 

修学旅行でお礼  2012.04.18 〜 04.20

東京消防庁 四谷消防署1 東京消防庁 四谷消防署2 今年度の修学旅行団は,修学旅行の中日である4月19日,震災時お世話になった東京消防庁のみなさんに,感謝の気持ちを表したいという趣旨で消防博物館が併設されている東京消防庁四谷署に出向き,お礼の手紙や写真などを手渡してきました。
署長さんからは励ましや来署に対するお礼を,また,震災時直ちに駆けつけて気仙沼市鹿折地区の火災に対応頂いた署員の佐藤さんからも当時のお話を聞かせて頂きました。
東京消防庁では,震災当日の16時30分に第1陣,20時40分には第2陣が被災地目指して出発したこと,また,気仙沼では,市民の方々が被災しているにもかかわらず,消防署員に対しおにぎりを差し出してくれたり,合掌して感謝してくれたことなどの話を聴き,改めて,感謝の気持ちを強くした小原木中生でした。
署員のみなさんを前に,生徒代表の柏さんが お礼の作文 を朗読,中には目頭を押さえる署員の方もいて,ささやかではありましたが気仙沼への震災支援のお礼ができたことで,子供たちは充実した気持ちで次の活動である自主研修に向かったのでした。

 


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