小原木中ニュース 2011

尼崎招聘 きずな事業  2012.03.24 〜 03.27

尼崎招聘1 尼崎招聘2

「気仙沼市立中学校きずな事業」として,3月24日(土)から27日(火)まで小原木中,鹿折中,大谷中の3校の野球部が尼崎市から招待を受け,本校からは引率教員2名,野球部員10名が参加,笑顔溢れる素晴らしい4日間を過ごさせていただきました。

生徒たちは初日から,初めて乗る飛行機や大都市の風景に感激していました。2日目の甲子園での選抜高校野球観戦では,間近で高校球児の白熱したプレーを目の当たりにし,野球に対する思いを新たにしていた。また,小原木,鹿折,大谷の3中学校の教員3名は,市民との交流会にパネリストとして参加し,東日本大震災における被災地での体験や学校再開の状況などについて話しました。参加者からたくさんの質問をいただき,尼崎市民の防災意識の高さが感じられました。3日目には,尼崎市の中学生と野球交流を行いました。広い野球場で生徒たちは伸び伸びと野球を楽しんでいました。自分たちが元気なプレーを見せることで,尼崎市へ感謝の気持ちを伝えようと頑張っていたようです。その後,尼崎市立武庫中学校へご招待いただき,たこ焼きパーティーで交流,楽しいひとときを過ごしました。

気仙沼の生徒たちは,今回の尼崎市での体験を通して,「今後も感謝の気持ちを忘れず,気仙沼で自分たちのできることを一生懸命頑張りたい」と気持ちを新たにしていました。本当に生徒たち笑顔が印象的な4日間となりました。今回ご支援をいただいた尼崎市の方々に深くお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

教員が参加した交流会の様子   尼崎市のホームページ  地元の新聞に

震災時の思いを綴った詩が写真集に  2012.03.10

写真集

生徒の詩を写真集に仕上げ寄贈いただけることとなりました。ドイツの小・中学校 Quenstet Gymnasium の生徒さんからの寄贈です。これは,小原木中学校仮設住宅で製作している”小原木タコちゃん”の材料を支援してくださっている梅村マルティナさん(京都市在住)のお子さんがドイツに行かれたときにお世話になった学校の生徒さんたちが支援してくださったものです。

そのドイツの生徒さんたちが,チャリティーマラソンに参加して得た募金だそうです。ドイツでは,子供たちがスポンサーを自分で見つけ,走った距離に応じていくら支援してくれるかを交渉し,募金をしていただくのだそうです。今回そのようにして集めたお金で,写真集を作ってくださいました。

この写真集の制作には,募金をしていただいたドイツのみなさんや生徒さん方はもちろんですが,詩を書画にしていただいた二階堂勇悦先生,募金の橋渡しをしていただいたマルティナさん親子,写真を撮影していただいた唐桑ボランティア団のジェイ堀之内さん,全般にわたりお世話をいただいた星美保さんなど多くの方々の御尽力をいただきました。誠にありがとうございます。

横浜市立六つ川小学校から激励メッセージ 若尾さん再来校  2012.03.07

若尾さん2

命の授業でお世話になった若尾さん(カシオ)が来校し,横浜市立六つ川小学校3年生84人のお子さんからの激励メッセージを届けてくださいました。

若尾さんが本校で行った授業の様子や詩の書画を六つ川小学校で紹介したところ,3年生のお子さんや保護者の皆さんが,絵やメッセージ,千羽鶴などに被災地への思いを込めて制作してくださったとのことでした。

六つ川小学校3年生の皆さん,また,言葉を添えていただきました角田校長先生,担任の村田先生,宮川先生,浅沼先生,また,遠路遙々来校くださいました若尾さんに感謝申し上げます。

海外メディアが本校に  2012.02.29

JICA

合計12カ国の海外メディア関係者13名が本校を訪れました。これはJICAによる海外メディア本邦招聘プログラムにより2週間来日したもので,今年度は”防災・災害復興”をテーマに実施しているとのことでした。

午前2時間ほどの訪問でしたが,図書室において,東日本大震災に対する気仙沼市教育委員会と本校の対応について,教育委員会からは副参事兼指導主事の及川先生が,学校からは校長の横山が説明にあたりました。

説明終了後,授業風景等を取材,トルコ共和国の国営テレビは,星君(3年)の震災から学んだことを英語で綴った弁論「Leave it to me」を見て,本人から是非取材させてほしいとのことで,本人も喜んで取材に応じていました。

「けっから」に本校の特集記事が  2012.02.14

けっから

去る12月20日に本校で行った唐桑ボランティア団との座談会が,唐桑未来予報誌「KECKARA けっから」に特集記事として掲載されました。

発行人・編集者の加藤拓馬さんが,小原木中の生徒さんや先生方でご覧くださいと50部ほど届けてくださいました。

みな生き生きとして輝いている姿がとても印象的で,素敵な仕上がりとなっています。加藤さん,ボランティア団のみなさん,本校生徒のためにお力添えをいただき誠にありがとうございます。重ね重ね御礼申し上げます。

韓国教員団来校  2012.01.19

日韓交流授業1 日韓交流授業2

日韓教育交流の一環で30名の韓国教員団が来校しました。本事業は,ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)が国際連合大学から委託を受けて行っている「韓国教職員招聘プログラム」によるもので,気仙沼の学校では,気仙沼高校,気仙沼支援学校,気仙沼中学校と本校の4校を見学したようです。

歓迎セレモニーではソーランの太鼓と舞を披露し,交流プログラムとして,韓国の先生方と本校教員によるティームティーチングの授業を行いました。1年生音楽(日本の歌,韓国の歌),2年生国語(習字 ハングルと漢字),3年生(日本と韓国の料理)の授業でしたが,韓国の先生方も一生懸命教えてくださり,時間が足らないくらいでした。

韓国の先生方からは,お土産にソッデ(鳥竿)やキムチなど,また,所属する学校の子供たちからのメッセージカードやビデオレター,千羽鶴などを頂戴しました。ありがとうございます。

何よりも,本校の子供たちが一生懸命活動する姿に,韓国の先生方から賞賛と励ましの言葉をかけていただき,和やかな雰囲気で授業や給食などの異文化交流ができたことは,本校の生徒や職員にとって大きな収穫だったと思います。重ねて,韓国の先生方に感謝申し上げますとともに,このような貴重な機会を与えていただきました関係各位に感謝の意を表します。

ゲストティーチャーによる雅楽の授業  2012.01.16

雅楽の授業

本授業は,初任研指導教員である 穐葉神社 禰宜 榊原先生の呼びかけにより実現したもので,加茂神社 宮司 小原さん,北野神社 禰宜 米倉さん,同 禰宜 菅原さんの3名をお招きし,雅楽の授業を行っていただきました。

生徒たちは,笙(しょう),篳篥(ひちりき),龍笛(りゅうてき)の演奏や説明を目の当たりにし,日本古来の音や雰囲気を味わい,日本文化を継承していくことの大切さについて思いを馳せていました。

越天楽の演奏はとても雅な雰囲気で,また一つ貴重な経験を重ねることができました。ご多用の中ご指導いただきました神社庁気仙沼支部雅楽部のみなさん,本当にありがとうございました。

ボランティアさんとの座談会  2011.12.20   唐桑ボランティア団HP

座談会1 座談会2

唐桑ボランティア団の加藤拓馬さん(FIWC),星野伸行さん(RQ唐桑センター),君嶋芳之さん(とちぎボランティアネットワーク)を含め団所属の17名のボランティアさんをゲストとしてお迎えし,座談会を行いました。ボランティアのみなさんは,震災後に唐桑地区に入り,瓦礫の撤去や泥出しなどの住環境の整備,養殖筏や土俵づくりなどの漁業再生,ボランティアの受け入れ,募金活動のとりまとめなどを中心となって行っている方々です。

ボランティア活動の内容やそのときどきの苦労話などを聴き,子供たちは,郷土のことや地域の復興について思いを巡らせ,感謝の気持ちや将来の夢についてなどを語り合いながらグループ毎に模造紙にまとめていました。

ボランティアのみなさんには,貴重な時間を子供たちのために割いていただき感謝申し上げます。今日みなさんと語り合い,様々なことを感じ,これからの将来について考えたことは,子供たちの心にいつまでも残るのではと思います。今日子供たちの心にまいていただいた種は,10年後,20年後に必ずや大きな花を咲かせてくれるのではと思っています。本日は,誠にありがとうございました。

命の授業(出前授業) 2011.12.14

命の授業

命の授業は,カシオ計算機株式会社の社会貢献事業の一つとして行っていただいたものです。講師には,カシオ秘書渉外部CSR推進室担当課長の若尾久さんを東京からお迎えし,道徳の時間に全校生徒を対象に行っていただきました。

本授業でのべ120校以上,受講者数は丁度1万人を越しましたと話されていました。

絆,創造,心の成長の3つのキーワードから,命のつながりや支えられて生かされていることについて考え,命を大切にし自らの力で人生を切り開いていくことの重要性について学びました。

復興支援書画展 2011.12.13

書画展

12月13日(火)〜16(金) 県内の中学生が震災後に感じた想いを,大衡中学校の二階堂勇悦先生が直筆の書画作品として制作してくださいました。

原文を寄せた各中学校を1週間ずつ移動させながら展示しているもので,12月16日まで本校での展示となります。

本校生徒のとても素直な想いが,素敵な書画と相まって,素晴らしい作品となっております。

二階堂先生の温かい気持ちにふれ,また,作品から伝わるパワーに生徒も職員も元気づけていただきました。

二階堂先生のホームページへ

セントラル愛知交響楽団来校 2011.12.07

セントラル愛知交響楽団1

12月7日(水) 次代を担うこどもの文化芸術体験事業(文化庁)として行われた巡回公演事業で,小原木中にフルオーケストラがやってきました。

目の前で奏でられる美しい旋律,大迫力のサウンド,会場の一体感・・・。テレビなどでは味わうことのできない感動を身体で感じることができ,大変貴重で素晴らしい時間となりました。

最後にオーケストラの伴奏で本校生徒による全校合唱,ゆずの「栄光の架け橋」と「校歌」の場面では,一生懸命歌う中学生の姿に会場からはアンコールの拍手喝采が鳴り響き,とても感動的な公演となりました。小原木の子どもたちにとっても一生の宝になったのではと思います。

健康について考える学級活動 2011.11.14

歯の授業1 歯の授業2

11月14日(月) 本校歯科校医の佐藤晶先生をゲストティーチャーとしてお招きし,全校生徒を対象に「かむことと健康について考えよう」というテーマで学級活動の授業を行っていただきました。

ご飯を意識してかむ活動を行い,かむことの効果について確認,その大切さを学びました。また,五感を使った歯磨きや優しい気持ちで歯を慈しみながら行う歯磨きなどの指導をいただきました。

最後に晶先生から,かむことや歯の大切さだけではなく,当たり前に思える生活の大切さなどをお話していただき,毎日当たり前のように行っている食事や歯みがきなどについて改めて考える時間となりました。

「授業はいつも緊張します。終わってほっとしました。中学生は,歯磨きの技能は身に付いているので,メンタル面を育て高めたいと思って授業しました。」と話されていました。

佐藤晶先生,本校生徒のために貴重な時間を割いていただき本当にありがとうございました。

日本合唱協会 被災地支援激励コンサート 2011.11.11

合唱コンサート

11月11日(金) 日本合唱協会のみなさん17名が来校し,小学生・中学生に激励のコンサートをプレゼントしてくださいました。

曲は 追悼曲の「君よ 北の夜空の星と輝け」
「赤とんぼ」 「ほたるこい」 「権兵衛と田吾作」
「大地讃頌」 「上を向いて歩こう」 「翼をください」
アンコールは 「ふるさと」 「となりのトトロ」

「とてもよかった。感動しました。」と子供たちや教員,地域の方々が話しているのを聞き,学校としても大変喜んでいます。本当にありがとうございました。

感動の文化祭 2011.10.30

文化祭写真1 文化祭写真2

10月30日(日) 「吹幸」〜原中生で幸せの風を吹かせよう〜 をテーマに平成23年度の文化祭を開催

震災や津波に負けず,全校生徒39名が一丸となって頑張る姿に,ご来場の保護者や地域のみなさまに多くの励ましや声援をいただきました。

演劇や合奏,弁論や長崎ピースフォーラムの発表などもとても素晴らしいものでしたが,やはり伝統の小原木ソーラン・霧立ソーランは圧巻,目頭を押さえるほどの感動を呼んでいました。

スペシャルな修学旅行 2011.09.28 〜 09.30

宝仙学園訪問写真1 宝仙学園訪問写真2

9月28日(水)〜30日(金) 3年生16名は修学旅行で東京に行ってきました。3日間とも天候に恵まれ,とても楽しい旅行となりました。

震災で支援をいただいた宝仙学園のみなさんに感謝の意を表したいと考え,中野区中央の宝仙学園にお伺いしました。ブラスバンドの演奏でお出迎えいただき,大変感激,大島校長先生や生徒会長の歓迎の言葉にまたまた感激,ミサンガをプレゼントされた本校生徒は照れくさそうにしていました。

小原木ソーランと霧立ソーランを3年生16名が感謝の気持ちを込めて披露,宝仙学園の3年生もソーランで返礼,短時間での交流ではありましたが,ただただ感謝の気持ちでいっぱいの原中生でした。

ヤングアメリカンズ来校 2011.09.20

ヤングアメリカンズ

9月20日(火) ヤングアメリカンズ13名が来校し,本校生徒に楽しいひとときをプレゼントしてくれました。

生徒たちは,ヤングアメリカンズのみなさんとダンスや歌を一緒に創作する中で,心も体も温かくなり,そして笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごしました。

ヤングアメリカンズのみなさん,素敵な時間を本当にありがとうございました。


Thank you very much.

小・中合同運動会 2011.09.04

運動会1 運動会2

小・中合同運動会実施,前日の土曜開催予定だった運動会でしたが,雨天のため日曜日に。

小学生のかわいい演技・中学生の力強い演技に保護者や地域のみなさんから歓声があがりました。例年運動会は小・中合同で中学校の校庭で行っていましたが,今年は震災の影響で旧小原木中跡地にて行いました。発電機を用いての音響や小・中両校舎からの距離もあり不便な中での開催ではありましたが,同窓の方々は懐かしい校庭での行事となり,また,元気いっぱい頑張る子供たちの姿から大人たちがいっぱい力をもらって,ニコニコ顔での帰り足だったようです。

New ALT

タラ先生

名前  スゥイスカー・タラ  Tara Siczkar

出身  カナダ オンタリオ州サンダーベイ

新しいALTのタラです。

レイクヘッド大学では,看護学を勉強していました。

青森県の三戸にホームステイしていたことがあります。

皆さん仲良くしてくださいね。よろしくお願いします。



inserted by FC2 system